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達成感を大事にしよう

私には小学生の子どもがいるのですが、どういうわけか山登りが好きなようです。

本人いわく、「山登りは歩いている間はきついけど、いい景色を見れるし、頂上についたときには、やったーと思って、また来たくなる」そうです。

そんなわけで、7月7日に家族で丹沢に行ってきました。天気予報を確認して行ったのですが、登山口のあるヤビツ峠に着いた頃は、雨がザーザー降ってきてしまいました。

しばらく、待っていても、雨がやみそうもないので、状況を見ながら対処しようということにして、カッパを着て、歩き始めました。このまま雨が強くなってきたら途中で引き返そうと思っていたのですが、山の中を3時間くらい歩いていると、雨もやんできたので、当初の予定通り、塔ノ岳を目指してさらに登っていきました。

途中、鎖場のある行者岳もあるので、足を滑らさないように注意して下って、塔ノ岳に着くことができました。

塔ノ岳のある表尾根を縦走する登山コースは、天気がよければ眺めがよいコースなのですが、私たちが行ったときは天気が悪くて景色は楽しめませんでした。しかし、山の中は、空気がすがすがしいので、歩いているだけでも気分がよくなります。

塔ノ岳に着き、山小屋で休んでいると、山小屋のご主人が、子どもに「どこから来たの? 何年生?」など、声を掛けてくれました。ここのご主人はとても気さくな方です(昨年来たときも、声を掛けてもらっています)。

山小屋のご主人の話では、20年前は若い人や家族連れも多かったとのことですが、最近は、中高年ばかりで若い人をあまり見かけなくなったとので、もっと家族連れや若い人に来てもらいたいとのことでした。

この丹沢の表尾根を縦走する登山コースは、見晴らしがよいことはもちろん、、登山道も整備されていて、お薦めできるコースです。

ただし、アップダウンが激しいコースなので、それなりの覚悟が必要かも? しれません。

昨年はじめて登ったときは、翌日から2日間、経験したこともないような筋肉痛になってしまい、階段の上り下りにも一苦労でした(今年は慣れたせいか大丈夫でした)。

今回私たちが登った登山コースは、秦野市観光課 登山 表尾根縦走コースのホームページにも出ていますので、興味のある方は、見てみてください。

山登りについて、子どもに聞いてみたのですが、
・すれちがう登山者から、小さいのに頑張ってるね、と声を掛けてもらえるのがうれしい。
・頂上に着いたときの達成感が何ともいえない。
という感想が返ってきました。

頑張りを認めてもらうことや、達成感を味わうことは、子どもだけでなく、大人も同じです。人にもよりますが、最初から難しすぎる仕事を与えた場合、できなくて自信をなくしてしまうかもしれません。その逆に簡単すぎる仕事では、達成感を感じませんよね。

ですから、少し難しい課題(仕事)を与え、頑張りを認めつつ、達成できるよう支援するという姿勢が、子育てや部下の指導によいのではないかと思います。

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