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言葉を変えれば行動も変わる

当事務所で運営している「子供しゃろうし教室」に記載した内容ですが、「学校」をそのまま「会社」に置き換えれば、職場でも活用できる内容なのでこちらにも掲載しておきますね。

どんなに好きなことをしていても、ついネガティブな言葉が口から出てしまうことってありませんか? 特に疲れていたりすると、「あ~やだな~」とか「やりたくない~」とか、ため息とかが自然と出てきてしまいますよね。

でも、ネガティブな言葉やため息が、学校の中でたくさん出てくるようだと、学校やクラスの雰囲気が暗くなってしまいます。

例えば、他の人から何かを言われると、「でも・・・」とか「それは違う・・・」とか何にでも言い返すクセのある人がいます。たぶん、クセになっているんでしょうが、周りの人はいい気持ちにはなりませんよね?

では、どうすればよいのでしょうか?

それには、毎日、ネガティブな言葉を言わないように友だちから注意してもらうのがよいのですが、毎日注意ばかりされていては、かえって気分も悪くなってしまうし、友だちとの仲も悪くなってしまうかもしれません。

せっかくだから、自分ひとりの問題ではなくて、クラス全体、学校全体の問題として考えてみたらどうでしょうか?

ゲーム感覚で、ネガティブな言葉をみんなで書き出して、「NGワード」として、まとめます。その「NGワード」を前向きな言葉に変えていきます。そして、「NGワード」を使わないようにみんなでチェックしていくのです。

例えば、こんな感じで、ネガティブな言葉を前向きな言葉に変えていきます。

 ● どうせできません → 頑張って挑戦してみます
 ● 忙しいです     → とても充実しています
 ● でも・・・       → はい・・・

言葉には、力があります。

前向きな言葉を言うことで、頭は活性化していきます。

NGワードを使った人をみんなで注意しあうことで、クラス全体、学校全体が明るくなっていきます。職場でも同じです。ある会社では、仕事でもプライベートでも何でもいいので、「感謝」した経験をそのまま発表するだけの朝礼を実施したところ、とてもよい効果が出ているそうです。

言霊という言葉がありますが、言葉には魂が宿っているんですね。

特に子どもがいる家庭では、「なんでこんなことができないの!」など、子どもを怒る機会が多いですよね? NGワードを使わないようにすれば、怒る機会も減ると思います。遊びながらできるので、ぜひ実践してみてくださいね。

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